いろいろなくせ毛の種類
ひとことでくせ毛と言ってもいろいろとあるんです。
- 波状毛(はじょうもう)
- 捻転毛(ねんてんもう)
- 縮毛(しゅくもう)
- 連珠毛(れんじゅもう)
大きく分けるとこの4種類。
生まれつきのくせと、日ごろの生活習慣やエイジングによるものなんかもあります。
捻転毛(ねんてんもう)
コイル状にねじれたようなくせ毛で、日本人にはやや少なめなくせ毛のタイプ。
パサつきやすく、ツヤがなく指通り・クシ通りも悪いのが特徴。
少しザラついた感じの手触りがします。
天然パーマ・天パなんていわれて、ウェーブパーマをかけたような外国人風のカールがいい感じにでる人もたま〜にいます。
約1年ぶりの縮毛矯正
冬の乾燥している時期はまだいいんです。
しかし、梅雨から夏のこの時期は・・・。
湿気や汗でOUT!!
捻転毛特有のねじれのあるクセで拡がってしまいますよねぇ。
before
前髪のくせと全体のボリュームが限界に。
もともとご自身のくせがすごく嫌いなわけではないのですが、さすがに縮毛矯正の力を借りないとダメですね。
ポイントは、ご自分のカールしてしまうクセが嫌いではないというところです。
クセを生かせるのであれば生かしたい。
そこで、不要な部分クセの気になる部分に縮毛矯正をかけることにしました。
今回は、前髪と頭のトップの部分(ハチ上)の髪の毛に縮毛矯正していきます。
ちなみに、ハチとは
頭の頭頂部とサイドのあいだの1番出っ張っている部分のこと。
なので、ハチ上は
頭の頭頂部とサイドのあいだの1番出っ張っている部分より上のことをさします。
薬剤のパワーは中くらいに設定。
放置時間は15分。
最近は、基本的に15分一律です。
そうすることで、次回の縮毛矯正の時の基準にしています。
アレもコレもといろいろ変えていると、なにが良くてなにが悪かったかわかりにくくなってしまうので。
1剤を流したあとは、低温のドライヤーでフルドライしてからアイロンしていきました。
after
今回は、あくまでもクセを生かすための補助としての縮毛矯正。
縮毛矯正をかけていない部分となじまないといけないので、矯正部の毛先約10センチは縮毛矯正1剤を塗らずに少々クセを残るようにしました。
さらにカットも重要。
ハチ上の髪の毛に段(レイヤー)を入れて、肩下に自然なウェーブが出るようなイメージに。
最後は、ドライヤーでラフにドライしたあと、髪の毛が乾く少し前から手でクルクル・ネジネジと。
縮毛矯正で面がととのった表面は、くせ毛のかた特有のパサつきがなくなりツヤツヤになりました!!
さらに、ご自身のくせともいい感じに馴染みましたねぇ。
今後は、その時その時の長さ・デザインに合わせてカットで調節していけば大丈夫。
来年の梅雨前までは、このままいけると思いますよ。
あっ、前髪はそこまでは無理ですね。
ダメなときは前髪だけ矯正かけましょうね!!