Q&A

ストレートアイロンで伸ばしてもボワっと広がってしまいます。どうにかなりませんか?

Q. チリチリでとっても強いくせ毛です。どうにかなりませんか?

チリチリでとっても強いくせ毛です。

朝、ストレートアイロンでまっすぐに伸ばしても気がつけばボワっと広がってしまいます。

髪はショートカットなのですが、寝ぐせもひどくて毎朝20分くらい直すのに時間がかかります。

どうにかなりませんか?

 

どれくらいのくせ(チリチリ具合)かによって対策はかわると思いますが、とりあえずけっこうチリチリは強いということで。

対策としては、大きくわけると2つかなと思います。

  1. 縮毛矯正をする
  2. カットでヘアスタイルをかえる

 

縮毛矯正

まずは、根本的な対処方法として縮毛矯正をかけてチリチリのくせ毛を伸ばしてしまうという方法。

1度かければ、縮毛矯正をかけたところはすぐにチリチリに戻ってしまうということはないので、とうぶんはくせが気になることはないと思います。

数ヶ月後、根元が伸びてきてくせの分量が多くなってきたときボリュームがでてきて気になってくるでしょう。

そのときは、伸びてきた根元をリタッチで矯正をかければまた気にならなくなります。

 

でも、縮毛矯正をかければOKというのは、あたりまえすぎる答えですよね。

くせが強いのであれば1度や2度、縮毛矯正したことがある人も多いのでは。

そして、そのときの縮毛矯正にあまりいいイメージが残っていない。

たとえば、髪の毛が傷みすぎたとかペタンコになりすぎたとか。

 

ダメージに関しては、もう美容師さんに頑張ってもらいましょう。

傷まないように。

 

ペタンコになりすぎてしまったかたは、どう対策をするか。

1. 根元ギリギリから縮毛矯正をかけない

根元のボリューム感を残しておくために、根元から数㎝は縮毛矯正のお薬(1剤)をつけないで縮毛矯正をかけてペタンコをふせぐ。

この場合は、くせの強さとヘアスタイルとのバランスが重要になってくると思います。

すべての根元の数㎝にお薬をつけないというのもありですが、突きつめていくとボリュームを残しておきたいところとボリュームをなくしたいところで塗布の仕方をかえてヘアスタイルにメリハリをつけていく感じ。

そうすることで、いらないところをおさえボリュームの欲しいところを少し強調する感じで立体感がでると思います。

美容師さんのセンスと繊細さが必要になりますね。

 

2. ゆる〜くくせをとってあげる

これもなかなか難しいと思います。

しっかりくせを伸ばさない、パキパキにしない。

あつかいやすくするイメージで、少しくせをとってあげる感じです。

もしかしたら、縮毛矯正ではなくストレートパーマ(ストレートアイロンを使わない)でもいいかもしれません。

ここのジャッジはかなり難しいので、何回かにわけてちょうどいいところを探っていくくらいに思っていたほうがいいと思います。

 

3. スタイリングでちょっと頑張る

ベースとなる自毛のくせは、縮毛矯正でストレートにしておきます。

あとは、自分でスタイリング。

とはいっても、普通にスタイリングしてもなかなかいい感じにはならないと思います。

やはりひと手間必要です。

 

アイテム的には、

  • ストレートアイロン
  • カールアイロン
  • カーラー(ホットカーラー)

少し練習が必要かもしれません。

 

ボリュームの欲しいところに上記のアイテムを使ってカールをつけていく感じです。

カールが重なるとよりボリューム感がでます。

ご自分の使いやすいアイテムでいいと思います。

ニュアンスのつけたいところを外ハネにする、というのもありですね。

 

4. 縮毛矯正とパーマの合わせ技

これは、奥の手というよりも『禁断の技』といったほうがいいでしょう。

読んだままですが、縮毛矯正をかけてから、または同時にパーマをかけるのです。

安易にやらないほうがいいと思います。

ちなみに、縮毛矯正とパーマを同時にするメニューを「ストデジ」「ストカール」などと呼ばれています。

 

縮毛矯正は、美容室での施術のなかでももっとも髪の毛に負担の大きいメニューのひとつです。

その負担の大きい縮毛矯正をかけた髪の毛にパーマをかけるのですから、難易度は高めです。

 

基本的に縮毛矯正をかけている髪の毛にパーマをかける場合は、ホット系パーマになると思います。

代表的なホット系パーマといえば

  • デジタルパーマ
  • エアウェーブ

です。

最近は、お薬や処理剤もどんどんよくなってきたので、以前にくらべればリスクは少なくなってきています。

それでも、髪の毛の状態によってはパーマがかけられない場合もあります。

実際に美容師さんに見て触ってもらって判断してもらうのがいいと思います。

その美容師さん選び、1番重要かもしれません。

縮毛矯正をしている髪の毛にパーマをかけるのは、圧倒的に経験値がものをいうと思います。

やっぱり、それだけむずかしいのです。

今は、美容師さんがSNSなどでいろいろと情報やヘアスタイルを発信しているので、必ずチェックしてからお願いしてください。

そして、よ〜く考えて、よ〜く相談してくださいね。

 

カットでヘアスタイルをかえる

縮毛矯正以外の対処法としては、やはりカットだと思います。

この場合は、くせをおさえるというよりもくせを生かすということになります。

  • チリチリでとっても強いくせ毛。
  • ストレートアイロンでまっすぐに伸ばしても気がつけばボワっと広がる。

ということを考えると、あるていど切りこむ必要はあるかもしれません。

くせの出かたや強さによっては、ショートカット〜ベリーショートくらいまでカットすることになるかも。

こういうケースの場合、中途半端が1番ダメなことが多いです。

あまり短くしたことのないかただと躊躇してしまうかもしれませんが、ここは思い切ってばっさりカットして、ショートスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

スタイリングするのも意外と楽しいもんですよ。

ファションやメイクなんかも変わってきたりして。

ただ、カットは45日(1ヶ月半)周期くらいで定期的にする必要があると思いますよ。

 

縮毛矯正するにしても、カットをするにしても、相性のいいなんでも相談できる美容師さんを早く見つけるのが問題解決する早道かもしれません。

縮毛矯正とパーマに関しては知識と技術もそうとう必要ですが。

とにかく、信頼できる美容師さんを探してみてくださいね!!

 

 

 

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